2020/06/19

ドラゴンクエスト・ダイの大冒険/「ダイコロ」ダイ・ザボエラ・ヒュンケル



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さて今回は「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険」より

ダイコロ

を紹介します。


「DRAGON QUEST~ダイの大冒険~」は、ゲーム「ドラゴンクエスト」を題材にした漫画作品で、「週刊少年ジャンプ」誌上で1989~1996年まで連載されました。

大まかなストーリーは「大魔王バーン」率いる魔王軍に「勇者ダイ」やその仲間達が挑む…というもの。基本設定はゲーム版ドラクエを意識しつつ、世界観やストーリーは漫画独自要素が強いです。




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「ダイの大冒険」は1991年に一度アニメ化され、その際に「タカラ(現タカラトミー)」による玩具展開が行われました。

今回紹介する「ダイコロ」は、ダイ達登場キャラクターの単色フィギュアと「呪文サイコロ」がセットになった玩具。ダイのサイコロなので「ダイコロ」…素晴らしいネーミングだ。




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単価は1つ250円。当時主流の単色フィギュア(所謂「消し人形」)としてはやや高価ですが、その分メタリック成型や「宝石シール」等で高級感を高めていた印象です。

当時はファミコンのドラクエブーム真っ只中で、私もドラクエグッズを買ったりジャンプや「ダイ大」を読んでました。今回の「ダイコロ」は小学生時代、小遣いでチョコチョコ買って集めてた思い出があって懐かしいです。




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開封すると画像の様に「フィギュア」と「呪文サイコロ」そして「カタログ」が出てきます。今回私は組み立て前の状態で入手できました。




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武器やサイコロを切り離し、組み立てる事で完成。





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こういう「小遣いで集める小型フィギュア」というと、同じタカラの「ビーストフォーマー(1987)」を思い出したりw。どちらも子供の頃は小遣いでチョコチョコ買ってたなあ…(しみじみ)

ちなみにタカラロゴの「だっこちゃんマーク」は1989年頃に廃止されました。




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今回は「ダイ」「ヒュンケル」「ザボエラ」の3種を入手できたのですが、ヒュンケルとザボエラはテープすら切られていない完全未開封の状態でした!

せっかくなので初開封状態を撮影。





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こちらもダイ同様、ランナー部分を切り離し組み立てて完成。

ダイコロは安価な分種類が多く、ダイやポップ、ヒュンケルといった主要キャラは装備やポーズ違いで複数のバリエーションが発売されました。





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カタログ。今回のダイとザボエラは「PART2」、ヒュンケルは「PART3」にて発売されました。

「ダイコロ」は現状ネットでも取り上げている記事が少なく、私も全容は詳しくないですが約35種以上は出ていた模様(No.37のラーハルトが最終アイテムなのかな?)。
単色成型で彩色工程が無いためかアイテム数も多く、サブキャラクターのアポロやマトリフ、劇場版の「新生6大将軍」等もラインナップされました。




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遊び方は「呪文サイコロ」を転がして、出たHPが高い方が勝ち…というシンプルなもの。





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・サイズ比較

ダイズはダイ約3.5cm、ザボエラ約3cm、ヒュンケル約3.3cm。だいたい3~3.5cm前後となっています。
呪文サイコロは幅約3cm、高さ約2.4cm

比較対象はパッと思いつかなかったので、現行アイテム(?)のEZコレクションサイズのバンブルビーと…あとは主題歌繋がりw




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サイズ比較その2。ドラクエの単色消し展開は、1989年のアニメ(通称アベル伝説)やゲーム作品のは「バンダイ」製作でした。同じドラクエ繋がりでもアベルはバンダイ、ダイはタカラが玩具展開を行っているのが興味深いです。

余談。
90年代当時のダイの玩具展開はダイコロの他にアクションフィギュア「バトルアクションシリーズ」、PVCフィギュア「冒険の勇者コレクション」等を発売。アニメ化作品ではバンダイの「アベル伝説」以上に玩具展開が充実していた印象です(アベルはほとんど見かけなかったソフビ人形や単色消し、カードダスが記憶に残ります)

また今年製作予定の新作TVアニメ版でも、玩具展開は「タカラトミー」が担当する事が発表されました。アクションフィギュアやアーケードカードゲーム等が発表されており、展開が楽しみです。





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◎No.10 ダイ(空裂斬タイプ)

ここからは個別に紹介。まずは主人公の勇者「ダイ」

呪文サイコロはランダム封入?の模様ですが、私のは勇者らしく「デイン系」が入っていました。



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ダイは主人公だけあって複数のバリエーションが発売。今回の「空裂斬タイプ」は、バルジ島でのフレイザード戦をイメージした模様です。
ちなみに原作に関しては現在手元になく、基本的には以前読んだ記憶を元に書いています。まあ有名漫画ですし、キャラやストーリーについてはわざわざココで細かく書かなくても良いかな…

「空裂斬(くうれつざん)」は「アバン流刀殺法」の中でも最も難度が高く、光の闘気を放って相手を切り裂く技。本編でダイは「勇者アバン」に教わる機会を失いましたが、「氷炎将軍フレイザード」との戦いの中で会得しました。




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フィギュアの造形はサイズを考えれば頑張ってるかなと思います。剣は別パーツで手に装備可能、空裂斬を放つ前に使ってた鞘は付属しません。

剣は別パーツなので逆手持ちにすれば「アバンストラッシュ」もそれっぽく再現可能。当時マネしたなあ・・・w




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「ダイコロ」の大きな特徴として形状が台形になっています。転がすと上の目が出易く、底の目が出にくい様に感じます。この形状を活かして、上の面は弱く、底の面は強い数値となっています。

ダイコロの名称は「ダイのサイコロ」というダジャレ意味の他に「台形のサイコロ」という意味合いがあるのが面白いですね~。




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◎No.15 ザボエラ

「大魔王バーン」率いる魔王軍「妖魔士団」団長の「妖魔司教ザボエラ」

呪文サイコロは本編でも使った記憶がある「ザキ系」が入っていました。




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ザボエラは小柄ながら高い魔力と知力を持ち、残忍で狡猾な性格。

フィギュアは小型ながら造形が細かく、再現度も高いと思います。



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ザボエラに付属していた呪文サイコロは「ザキ系」、他のサイコロと異なり成功かミスかのシンプルな構成。





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◎No.19 ヒュンケル(グランドクルスタイプ)

ヒュンケルは2色入手、それぞれ別の呪文サイコロが入ってました。ちなみにカラーはパッケージ上部のシールで識別可能です。




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まずはブロンズ(?)カラーの方から。
ヒュンケルは元魔王軍「不死騎団」団長。当初は師でもあるアバンを育ての親「バルトス」の仇と憎み、魔王軍「魔剣戦士ヒュンケル」となりダイの敵として立ちはだかりました。しかしバルトスの死の真相やアバンの真意を知り、色々あってダイの味方となりました。

同じ元魔王軍の「獣王クロコダイン」共々、敵から味方になるジャンプ漫画らしさを持ったキャラクターです。




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「グランドクルス」はバルジ島での「魔軍司令ハドラー」との戦いで初披露した技。ハドラーとの戦いで重症を負ったヒュンケルが、最後の力で自身の「闘気」を放つ大技として登場しました。

フィギュアはややディフォルメがかった造形、当時の単色消しらしいと思います。頭部から伸びた「鎧の魔剣」剣身部分は別パーツ。



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付属していたサイコロは「イオ系」、ヒュンケルは呪文使えないハズですが気にしてはいけないw

黒造形のサイコロはとにかく見にくいですが、後程カタログ裏面の一覧表を載せます。





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続いてはブルー(?)カラーの方。こちらには「バギ系」のサイコロが付属

…実は今回ダイコロで一番欲しかったのがこの青色ヒュンケル。というのも子供時代このヒュンケルのダイコロを買って、かなりのお気に入りだったのです。





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私事になりますが。ダイ大連載当時は軽装のダイよりも、DQらしく(?)鎧を着たヒュンケルが一番好きでした。当時はこのダイコロの他に「冒険の勇者コレクション」のも購入した記憶があります。
(ちなみに同じ理由でアベル伝説でも、モロ肌晒したアベルより鎧を着た大勇者ガブリエルが好きでした)

このグランドクルス仕様はフルフェイス状態で、それも好きな理由の一つでした。当時は小遣いでこのヒュンケルを買って、お気に入りオモチャだったのを思い出します…
当時買ったのは長い歳月の中で行方不明になりましたが、こうして新品を買い直せて嬉しいです(^^)




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武器は付属していませんが手は開いているので、いちおう画像の様に武器を持たせる事も可能。

この状態のヒュンケルは剣が顔部分に装着されていますが、子供の頃は割と自由に遊んでたモノです。




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呪文サイコロはこちらには「バギ系」が付属。やはり黒くて見辛い…
当時買ったのにもバギ系のが入ってた記憶がぼんやりながらあるなあ…




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カタログ裏面の呪文サイコロ一覧表。
上段がPART-2でダイ、ザボエラが該当。下段がPART-3でヒュンケルが該当。

ふと思った事。
基本的には1対1?での遊び方が想定されている模様ですが、複数人で遊んで出た目が大きい人が勝ち…とか、予めHPを設定してサイコロの目のHPを引く…といったローカルルールでも遊べる様な気がします。

ドラクエの呪文体系を活かして「メラ系」「ザキ」なら一人に適用、「イオ系」「ザラキ」なら全員に攻撃とか…。
今時ダイコロで遊ぶ人もいないと思いますが、コンセプトも面白いですし工夫すればまだまだ楽しく遊べそうな気がしますね~。




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上段はダイVSヒュンケル、下段はダイ&ヒュンケルVSザボエラをイメージ。

付属のフィギュアも当時の単色消しらしく、想像力豊かに遊べそうw





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今回のダイコロ、ダイの再アニメ化の情報をきっかけに懐かしくなって購入しました。
個人的にはこうした安価帯のオモチャは「記録より記憶に残る」というイメージで、開けて遊ぶウチに小学校時代の記憶を掘り起こしていく様な不思議な楽しさがありましたね~。

ドラゴンボール等にも言えますが、こうした「有名漫画の連載当時の玩具」は意外と後年資料が少ない印象を受けます。今回は多数のダイコロの中のたった3種という不完全な状態ですが、記事に出来て楽しかったです。





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コメント

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No title

 こんばんは~。

 ダイコロ記事、お疲れ様でした。私も当時、CMなどで見ていた記憶はありますが、実物をまじまじと見た事は無かったので、色々と初めて知ることが出来ました(台座がそのままサイコロになってるところとか)。

 当時出た、何かのおまけだったか、紙製の下敷きに本拠地と二本の丸木橋が描かれていて、双六の要領で対戦する(各プレイヤーの持ちコマは三つで、ダイ側はアバンがボス、先鋒はダイとポップ、魔王軍側はハドラーがボスで、他は……ヒュンケルとクロコダインだったような)ゲームシートを持ってます(どこにやったっけな……)。
 で、負けたコマは敵陣地の牢屋に入れられて、そこに味方が来ると解放できるとか。

 記事でも書かれてますが、このサイズでこの精密なディティールは凄いですね……!

 今回もフィギュアはタカトミなんですか。それなら、個人的にはアーツで六大団長や、最終コスのダイ一行などが欲しい所ですが(一応ラストまでアニメ化するらしいですし)……。


 ではでは。

No title

興味深く読みましたし、サイズ比較の新マンににやにやしました。歌っておりますよね。

あぶら超人さんが書いているように、有名漫画がアニメ化した際の立体物は人気作であっても資料が残りにくいと私も感じております。
多分、作品のファンと玩具ファンがかち合わないからだったり、ドラゴンボールなんかだと放映期間が長くてアイテム数が多すぎたりして、きりがなかったりするからだと考えていたりします。
そしてダイコロですが、ゲームを内蔵しているというのは、詳細を知らなかったりするのですが、エニックスが鉛筆を転がして遊ぶバトル鉛筆を展開していたようであり、当時の流行が見えてくるようで、ここもすごく良かったです。
しかし、記事を読んで知ったのですが今回のアニメ版もタカラトミーが担当するのですね。当時、アクションフィギュアであるバトルアクションシリーズ持っておりましたので、楽しみですし、こうした90年代の連載漫画を今アニメ化するにあたって、大手玩具メーカーがスポンサーになるのって、あんまり印象がなくてどのような玩具展開がなされるのか気になります。

No title

完全未開封とはまた随分と貴重な品があったんですね。
サイコロなのに台形にして面ごと結果をうまくバランスをとったという事か。

今度の新作(厳密にリメイク)アニメもタカラトミーが担当するという事はゾイドワイルドZEROの次なのかな?
放送時期を考えるとそのぐらいしか思いつかないし。
でもタカラトミーはネット配信の方に力を入れているので
場合によっては配信限定になるんですよね。

Re: アカサカさん

ありがとうございます!
ダイコロ、当時は頻繁にCMやってた記憶がありますね~。
私はダイ大の知識は薄めなので主に仕様説明になりましたが、参考になりました様なら幸いです。

おお!ダイ大のゲームシートをお持ちなのですね!?、それまた貴重なアイテムだと思います~。
コマが立体なのかパネルなのか等仕様も気になる所ですね。仲間を助けられるシステムとかも面白そうです。
ドラクエの、特にファミコン時代はボードゲーム系もかなり充実していた印象ですね。ゲーム版の方だと「ドラゴンクエストダンジョン」とか当時遊んでて、そのコマもダイコロに近いメタリック成型で気に入ってたモノです(^^)

小型サイズながら細かい造形やメタリック成型で、安価玩具のキモである「値段以上の満腹感」が得られますね~。
新アニメの玩具展開に関してはタカトミの他にコトブキヤ(だっけかな)が参加予定で、ハイエイジ向けはそちらから出る可能性もありますね~。

Re: トギエモンさん

新マンは苦肉の策だったのですが、ウケたのなら幸いですw

言われてみれば確かにこうした少年マンガと玩具オタクの層は噛み合わない感じですよねw
ダイ大やドラゴンボールに限らず、こうしたマンガ原作のオモチャやカードは意外と資料が少なくて、脳裏にこびりついた子供の頃の記憶を頼りに情報を探すのが難しくもあり、楽しくもあります。
ダイコロやバトル鉛筆、ファミコン時代よく出ていたボードゲーム等に言えますが、初期ドラクエはまだまだアナログゲームとの地続きというか、コンピューターゲームも楽しむけど友達同士でボードゲームを楽しむみたいな土壌があった頃の名残を感じますね~。

玩具展開については少し前のアニメ化公式配信で知りました。私も正直深夜枠で細々とやるのかな・・・?と思っていただけに、まさかの子供向けガチ展開には驚かされましたね~。
バトルアクションシリーズ、当時ヒュンケル欲しかったけど小学生の小遣いで買えなかった記憶があります・・w

Re: サムスさん

未開封というのはかなりワクワクしましたね~、子供の頃を思い出しました。
サイコロの形状がゲーム性にも影響するのが、今見ても面白いアイデアだと思います。

新作アニメ、そういえば枠はまだ発表されてないのですよね。
私はてっきり深夜枠でやるかと思っていたので、子供向け玩具展開をまたタカトミが行うという事に驚きましたね~。
実際タカトミ系は配信が強くて、プリチャンとか観るのもそれに助けられています。
テレ東写らないウチの地元としては有難いですが、サイバーバースみたいに失敗した例もあるし
どうなるか気になりますねえ…

初めまして。

しっかり集めて対戦ができるようになるまでが大変ですね。

Re: 師子乃さん

はじめまして~
ですね。あと対戦相手を探す事とか・・・w