2019/07/17

トランスフォーマー・アニモーフ/ジェイク・スティングレイ(後編)

IMG_4149.jpg

トランスフォーマー・アニモーフ」より
ジェイク/スティングレイ

後編です。




IMG_3692.jpgIMG_4236.jpg

TRANSFORMERS ANIMORPHS

JAKE/STINGRAY

さて前編ではジェイクの人間形態~IKEMENの中間形態まで紹介しました。
後編ではまず変形について触れていきます。




IMG_4294.jpg
では変形開始!。まずは胴体を開きます





IMG_4301.jpgIMG_4302_20190717150821909.jpg
尻尾パーツを付けた右腕を、付け根から下方に移動させます





IMG_4308b.jpg
尻尾と左腕をジョイントで固定します





IMG_4311.jpg
脚部をたたみます




IMG_4314_20190717150825aed.jpg
最後にエイの腹部パーツをジョイントで固定して…







IMG_4321.jpg
◎ジェイク・エイモード

モーフ完了!エイ形態が完成しました。






IMG_4317.jpgIMG_4328.jpg
エイの上下に人間部分を畳み込む感じの、思いっきり「ガワ変形」ですね。

変形そのものは「デラックスクラス」らしく比較的シンプル。また各部がジョイントで固定されるので、変形のストレスを感じさせません。

「TFアニモーフ」全体の特徴として、各部の固定やパーツの合い等は非常にしっかりしており、奇抜な外見ながら変形機構は手堅くまとまったアイテムが多い様に思います。





IMG_4333.jpg
後部。TFアニモーフは全体的に動物モードの造形が凝っている印象(その分人間モードにシワ寄せが来てるのもあるけど)

今回のエイジェイクの場合、ヒレや尻尾のメタリック感が非常に綺麗だと思います。体表のツヤ消し感も良いね。





IMG_4343.jpgIMG_4335.jpg
頭部アップ。目やキバの造形も素敵

口を開けると前回ラストで紹介したモーフ途中の頭部が見えます。モーフ過程という点では全体を変形させた後、最後に口を閉じるとモーフ完了…と遊ぶのが正しいのかも。

…余談。従来のTFアニモーフ玩具だと「獣人形態を経て動物形態になる」という変形過程をふまえるアイテムが多いのですが、今回のエイジェイクはギミック上では人間・中間形態どちらの頭部でも問題なく変形できます。
今回のエイジェイクではあえてモーフ過程の頭部をもう一つ追加する事で、モーフの流れを再現した…と解釈できる様な気がします。





IMG_4349.jpg
エイ腹部。エイの特徴でもあるエラも造形されています(パーツ分割で分かりにくいけど)。

今回のエイジェイクに限らない話ですが、
TFアニモーフ玩具は全体的にプラがやや軟質というか、何処かしっとりしており、ストレス少ない変形機構を合わさって手に取った時に感触が凄く良いです。見た目が正直恐ろしくハードル高いですが変形玩具として遊んで楽しいアイテムが多い気がしますね~。




IMG_4360.jpg
海中を優雅に泳ぐエイ…というイメージ。
去年海遊館で見たエイを思い出すなあ…

全体的に見るとガワは目立ったり中間形態がキモイもののw、人間・エイ形態のスタイル共々良好。変形もシンプルで遊び易い玩具に仕上がってると思います。最終アイテムというのもあってか全体的に洗練されている印象を受けました。




IMG_4136.jpgIMG_4156.jpg

恒例のビーストウォーズとの共演。今回は正義のエイ繋がりで「メタルスデプスチャージ」を持ってきました。
ちなみにエイTFは他に「クラーケン」「テラマンダー」「マンタレイ(未所持)」等がいますが、それらは全員悪のデストロン側だったりします。

同じエイでもジェイクはアカエイ科、デプスチャージでイトマキエイという事で頭部の形とかが違いますね(あまりエイ知らないけど)。…そして何気にどちらも人型形態の頭部が正義側に見えない気がする…w





IMG_4399.jpgIMG_4409_201907171509223bd.jpg
トランスフォーマーアニモーフ 歴代ジェイク

上段左から「トライレックス」「スティングレイ」「ベアー」「タイガー」
※名前をクリックすると関連記事に飛べます

ジェイクはアニモーフの主人公だけあってバリエーションも最多。wave1でトラ、wave2期に熊と恐竜(の頭)、そしてラストのエイが発売されました。

いずれもビースト形態の完成度は高いです。また変形機構は初期のタイガーから最後のスティングレイに至るまで徐々に洗練されており、アニモーフの歴史を垣間見る事ができます(たぶん)






IMG_4387.jpgIMG_4375.jpg

超アニモーフ合体!
ジェノサイダージェイク!!

時空を越えて4人のジェイクが力を合わせるぞ!
アニモーフ世界に駆ける!!






IMG_4380.jpg
…と突然ボケましたがw、画像はなんとなくビースト形態で全合体させてみました。当たり前ながら固定は出来ませんが、一応自立します。

アニモーフ、変形玩具としては面白いのですが、さっきの獣人形態の顔とかどうにもキワモノ感があるので人に勧めにくいシリーズですねw。初見のハードルの高さを越えた者が玩具の楽しさを知れる「珍味TF」と言えるのかもしれません(わざわざ越えなくていいハードルだと思うけど)





IMG_4538.jpg
パッケージ裏上段。アニモーフとジェイクの設定が描かれています。ジェイクの語り口が一人称なのは原作を意識したものと思われます。

前編でも少し触れましたがエイジェイクは北米未発売で主にヨーロッパ圏等で販売された模様。文章も三か国語で記載されています。





IMG_4531.jpg
パッケージ裏下段。変形説明はだいぶざっくりしてますね。

ラインナップは「アックス/パンサー」「タクソン/エイリアン(未所持)」「トバイアス/ホーク」が載っています。

…この中で悪側の「タクソン」は、ジェイク同様北米未発売で入手難度の高いアイテムになっています。私としてはコイツを入手すれば晴れて「TFアニモーフ」コンプとなるのですが、正直現状ではあまりお金は出せないので(あとそこまで惹かれる外見じゃないし…)、いつか縁あれば入手したいという感じですね~。





IMG_4530.jpg
・パッケージ裏全体

今回のエイジェイク。DXクラスなので流石にトライレックスの様な遊び応えは無いですが、アニモーフ終盤アイテムらしく手堅くまとまった、完成度の高い玩具になっていると思います。

個人的には前々から憧れつつも、入手難度が高くチョット手が出ないアイテムでした(セカイモンの欧州輸入も考えたけど、値段で断念><)。今回運よく入手出来てかなり興奮・感激しました。
モノ自体は比較的普通のアニモーフ玩具ですが(アニモーフという時点で普通じゃないかw)、そういった思い出込みでお気に入りのアイテムですね(^^)





IMG_4428.jpg
…その後のアニモーフについて少し。
「トランスフォーマー・アニモーフ」は、どうやら海外でも人気があったとはいえなかった?模様で、後期アイテムのエイジェイクとタクソンが北米未発売となりました。

その後2000年に「ミュータントビーストウォーズ」というシリーズが発売、これは「ロボットモードを持たず、2種の動物に変形する」というTF(ロボット生命体の)としてはやや特殊なモノ。





img_3.jpgIMG_4432.jpg
後年知った話ですがMBWは当初「アニモーフ」の新ラインとして発売される予定だった模様です。画像上段は2014年の「トランスフォーマー博」で撮影した未発売試作品。

MBWは2種のビーストモードの一部から「本来のトランスフォーマーの頭部」が出現するというギミックがありましたが、もしアニモーフとして出ていたらココが人間の頭部だったというコトになりますね……


発売当時はアニモーフもミュータントビーストもキワモノ感がありあまり手を出していなかったのですが、それから10数年後に突然欲しくなって買い集めました。
今になってみるとこうした強烈な個性を持ったシリーズがいくつかあり、それを全体的に受け入れる土壌があるのも「トランスフォーマー」の魅力の一つなのかもしれないと思っています(なんかイイ事言ってまとめようとしてるw)



・オマケ



IMG_3804.jpg
超合体超人
フルパワージェイク!!

…たまたま同時期にフルパワーグリッドマンを入手したので、ついついやってしまった非公式合体w

固定はできないというか、ほとんど引っ掛けているだけです。





IMG_3797.jpg
これが世界を守る
漢(おとこ)の顔だ!!w

スポンサーサイト



2019/07/13

トランスフォーマー・アニモーフ/ジェイク・スティングレイ(前編)


IMG_3696.jpg

さて今回は久々の「トランスフォーマー・アニモーフ」より

ジェイク/スティングレイ
を紹介します。

※いろいろ撮影してるウチに枚数が多くなったので、今回は前後編です





IMG_4529.jpg
「アニモーフ(Animorphs)」はK.A.アップルゲイト原作の児童文学。海外では1996年より刊行され全54巻+外伝数冊にも及ぶ長期シリーズとなったそうです。
 日本では2004年最初の5巻までが翻訳されました。
 
ストーリーは「ジェイク」「レイチェル」「トバイアス」「キャシー」「マルコ」の5人の少年少女が正義の宇宙種「アンダリテ」と遭遇。瀕死のアンダリテより悪の宇宙種「イェルク」の地球侵攻を知らされ、それを防ぐ為に動物(アニマル)に変身(モーフ)する能力を与えられた…というもの。
 




IMG_3699.jpg

「トランスフォーマー・アニモーフ(Transformers Animorphs)」は「アニモーフ」を元に1999年に展開された変形玩具シリーズ。この時期アニモーフのTVドラマが製作され、TFアニモーフはそのタイアップ商品だった模様。

アニモーフの玩具をTFブランドで発売した…という経緯の模様で、設定上は「超ロボット生命体トランスフォーマー」との関連はありません。

…以前当ブログでは「TFアニモーフ」の北米発売分の記事を一通り作りましたが、ヨーロッパ圏のみで販売されたという「タクソン」と今回の「ジェイク/スティングレイ」は所持していませんでした。
今回縁あって念願のアイテムの一つだったエイジェイクを入手!!





IMG_3698.jpgIMG_3700.jpg
しかも今回入手したジェイク、新品な上にパッケージの保存状態が恐ろしい程良く、中古のブリスターパッケージに見られる「カードの折れ」等もありませんでした。

私は普段あまりパッケージ状態にこだわらない人間なのですが、今回あまりの状態の良さに未開封状態でも何枚か撮影。





IMG_3712.jpgIMG_3716.jpg
開封も普段はおかまいなしにベリベリ開けるのですが、今回はデザインナイフを使って所謂「マニア開け」しています。

画像下段は開封したところ。本体の「ジェイク」の他に、彼らの敵である寄生生物「イェルク(Yeerk)」も付属。
※イェルクについては以前の記事で何度か書いてるので今回は割愛。過去記事の「ヴィセル・スリー(メガクラス)」等を参照して下さい。







IMG_3870.jpg

◎JAKE/STINGRAY

「ジェイク(Jake)」はモーフ能力を与えられた5人の少年少女達「アニモーフ」のリーダー格。イェルクの侵略から地球を、そして寄生された兄「トム」を救うために戦いを決意します。

まずはモーフ前の人間形態。これまでのアニモーフ玩具と同様、ごく普通の中学生フィギュアとなっています。




IMG_3871.jpg
・頭部アップ

頭部の造形は良好だと思います。胸にはTFアニモーフ共通の「A」マークが造形されています。

フルネームは「ジェイク・ベレンソン(Jake Berenson)」である事が最終巻で判明。本編では彼ら「アニモーフ」のメンバーは、イェルクに身元を知られない為にラストネームを隠していました。
最終決戦後にジェイクと従姉妹の「レイチェル」のみ姓が語られた模様(かなり頼りない自力翻訳で読んだので、もしかしたら間違いあるかも…)





IMG_3882.jpg
・背面

今回の「ジェイク/スティングレイ」は、敵エイリアン「タクソン」(未所持)と共にTFアニモーフ最終アイテムとなりました。どうやら海外でも人気はいま一つ?だった模様で、この2種はヨーロッパ圏限定で発売された模様です。
…お陰で他アイテムより入手難度が格段に高いという…

ジェイクはこれまで「タイガー」「ベアー」「T-REX(の一部)」の玩具が出ていましたが、今回はエイに変形。背中から見るともうエイそのまんまですねw





IMG_4242.jpg
サイズは約13cm。今回のジェイクは「デラックスクラス」で、現行品の同クラスに近い大きさです。





IMG_3879.jpg
90年代後半のTFらしくひと通りの関節が可動。腕と脚にはロール軸もあり、変形の都合で足首にも可動部があります。




IMG_3886.jpg
変形用の「エイの尻尾パーツ」「エイの腹部パーツ」が付属。尻尾は右手に装備、腹部は左腕のジョイントに付けます。





IMG_4202.jpgIMG_3889.jpg
「TFアニモーフ」では伝統的に変形時にオプションパーツを装着していました。ジェイクの場合、初期の「タイガー」では人間時に余剰になりましたが、中期の「ベアー」や今回のスティングレイでは装着したままでもそれなりに違和感ない様に(?)設計されています。

尻尾部分はムチ、腹部パーツはシールドに見立てて遊んでも良いかも。






IMG_3919.jpg

IMG_3915.jpg
「TFアニモーフ」では定番ギミックとして、人間と動物の間の「中間形態」への変身機構があります。


エイジェイクでは、頭部の後ろのパーツを奥に引く事で、連動して頭部が回転し…







IMG_4208.jpg

!?Σ(゚Д゚||)





IMG_4210.jpg
◎ジェイク・中間形態

エイにモーフする途中の中間形態になります。

「アニモーフ」ではアンダリテより変身能力を貰った人間が、動物のDNAを採取する事で動物に変身。念じる事によって徐々に動物に変身していくのですが、変身能力をある程度制御する事で半獣半人の姿にもなる事が出来ます。
(原作1巻では「キャシー」が馬の変身能力を制御し、下半身のみ馬のケンタウロス形態になる描写がありました)

「TFアニモーフ」でもそういった原作描写を意識した「中間形態」が再現可能なのですが…シンプルに怖い!





IMG_4254.jpgIMG_4248.jpg
いちおう中間形態は人間と変身対象の動物の要素が入り交じってるという、説得力ある姿となっています。今回のジェイクは海洋生物のエイに変身するので、どことなく半魚人風に見えます。

いや理屈はわかるのですが…どこか妖怪人間チックというかやっぱり怖いなあ…w


中間形態の顔はキモくて怖いですが、後部レバーを引く度に頭部が瞬間変身するのは遊んでて楽しいです。この様に「TFアニモーフ」は中間形態への変身に何かしらのギミックを仕込んでおり、それも玩具的な面白さに繋がっています。




IMG_4256.jpg
…頭部回転でモーフを再現している為、横から見ると人面疽みたいに…w

なんかこういう妖怪いそうですね。





IMG_4226.jpgIMG_4220.jpg
中間形態では、ある程度モーフ能力を自己制御した状態として遊ぶのも楽しいです。

エイらしく海中を自在に泳ぎつつ、尻尾ムチで攻撃するイメージ。





IMG_4261.jpg
さらにエイジェイクでは、後部パーツをヘルメット状に被る事が可能。

なんか海賊の帽子みたいですが、「モーフが徐々に進行する」イメージを再現しているものと思われます。




IMG_4272_20190713164612d55.jpg
上から見るとエイの目が

真面目な話。これまでのTFアニモーフは中間形態の後はすぐ動物形態への変形…となっていましたが、今回のジェイクは「メット装着で、モーフの中間形態をさらに追加」と、プレイバリューを一段階増やしているのは真剣に凄いと思います。

TFアニモーフは初弾から進むにつれ、徐々に変形玩具としての完成度が上がっていくのがわかるのですが、
最終商品であるジェイクは既存のアイテムからさらにプレイバリューを向上させようという意思が伝わってくるのが、キモいながら非常に素晴らしいです。


…もっとも、「メットパーツを被せた状態で初めて中間形態が完成」という可能性も捨てきれないのですが…。これに関しては変形説明(後編に掲載)がかなり曖昧なのでw、ここは素直に変身形態の追加として遊ぶコトにしたいと思います。




IMG_4287.jpgIMG_4289.jpg
メットを被った状態だとやや制限されるものの、いちおう頭部可動も生きてます。

スタイルそのものは結構いいので、見慣れると段々カッコ良く見えてくる気がする・・・w


さて前編終了!!
後編ではエイモードへの変形や、歴代ジェイク玩具について触れる予定です。