トランスフォーマー・ビースト覚醒/ロールプレイマスク・オプティマスプライマル
さて今回は「トランスフォーマー・ビースト覚醒」より
ロールプレイマスク
オプティマスプライマル
を紹介します。
「トランスフォーマー・ビースト覚醒」原題「ライズオブザビースト(Transformers:Rise of the Beast)」は、日本では8月公開予定の実写映画シリーズ最新作。詳細はまだ明らかになっていませんが、「ビーストウォーズ」由来の新戦士が登場するのが大きな特徴。
パッケージ上部。今回の「ロールプレイマスク(Roleplay Mask)」はその名の通り、なりきり用マスクから変形するという異色の玩具。ラインナップは今のところ「バンブルビー」と今回の「オプティマスプライマル」の2種。
「覚醒チェンジシリーズ(海外名ビーストアライアンス)」や「スタジオシリーズ」とはまた違った番外編的ラインの模様で、2023年6月現在日本での発売予定は無さそうです。
ROLEPLAY MASK
OPTIMUS PRIMAL
「オプティマスプライマル(Optimus Primal)」はビーストウォーズにおける「コンボイ」の海外名。ROTB版も原典に沿ってゴリラのビーストモードを持ちます。
今回の所謂「ロールプレイマスク」版は、ビーストモードの顔を日本で言う「お面」で再現。デザインは映像版を意識している模様です。
ちなみに同シリーズの「バンブルビー(未所持)」はロボットモードの顔マスクとなっています。
マスク裏側。上部と側面からは顔にかける用の「ゴムバンド」が伸びてます。鼻の部分にあたる「鼻当て」も見られます。
画像二枚目はゴムバンドをどかしてみました。
…それにしてもマスクの裏側からロボモードの顔・腕等が見えるのはどこかシュール…w
実際の着用画像…は私の様なオッサンがやると見苦しいので、頭部が大きい某ヒーローのぬいぐるみに被ってもらいました。
マスクは上部と側面から伸びたゴムバンドで頭部に固定されます。大人が被るとアゴとかがハミ出ますが、対象年齢の6歳前後のキッズが被る分には丁度いいのかも。
ちなみにロボットモードの足首にあたる部分はボールジョイントで可動。位置を調節すれば非公式ではありますが、画像の様に立てて飾る事も可能です。
さてトランスフォーム開始!。ロボットモードの腕部分にあたるジョイントを外し、次にマスク側面のジョイント(〇で囲んだ部分)を外します。
マスク上部を折り曲げ、〇で囲んだジョイントで固定する事で上半身完成。
この際、ゴムバンドは胴体内部に収納する事も可能です。詳しくは後述
マスク下部を伸ばす事で、ロボットモード脚部になります…
中にある支柱を移動しジョイントを固定、マスクを閉じる事で下腿部が完成します。
あとは足首のボールジョイントを調整して…
◎オプティマスプライマル・ロボットモード
ロボットモード完成!!。頭部に変形するロボットは「ヘッドマスター」等いくつかありますが、内側がくりぬかれた形のマスクからロボットに変形させる感覚は結構新鮮です。
ロボットモードは日本でいう「パパパッとチェンジ」「覚醒チェンジ」等に採用されている、アニメ版にディティールを追加した様なデザイン。
今作の玩具展開は、映像再現系は「ボイジャークラス」「スタジオシリーズ」等に任せ、子供向けは独自デザインを用いるという盛大に割り切った方法をとっています。
頭部アップ。ビーストウォーズのCGアニメ版をベースに、ディティールを追加した様な印象。マスクから変形する都合か、やや平べったい感じになっています。
背面。ゴリラモードの鼻が印象的。
なお説明書ではゴムバンドを出したまま変形していますが、それだとちょっと…な画になるのでw、ここ以外では全て胸部に収納しています。
サイズ比較その1。今回のロールプレイマスクはマスクモード約22cm、ロボットモード約26cmというビッグサイズ!!。さすが実際に被れるモノから変形という事で、ロボットモードも大きく迫力があります。
画像は手持ちのROTBゴリラ達と並べてみました。左の「パパパッとチェンジ」も大きめですが、さらに大きいのが分かるかと思います。
サイズ比較その2。左が「パワーオブザプライム/スローンオブザプライム(左)」、中央が「キングダム/オプティマスプライマル」
スローンオブザプライムも大型TFですが、マスク版はさらに大きいです。
可動は割と特殊。腕を開いた状態ではあまり回転せず、肩回転もあまり前には行きません。上半身は頭部回転はなく、ヒジ・手首が可動します。
ちなみにこの玩具、通常TF玩具に比べやや柔らかいというか、弾力がある素材でできています。
下半身は腰回転と股関節・ヒザ・足首が可動。いずれも可動範囲はそう大きくなく、いちおう動くというレベル。
手持ちのは股関節やヒザ、あとマスク接合ジョイントがやたら固く、シリコンスプレーを吹きました。あとボールジョイントの股関節と足首が外れやすい…
全体的にとりあえず動かせるというレベルで、頭部が動かないのも相まってかっこいいポーズを取らせるのは難しいかな。
なんというか全体的な大味さを感じるのもこのアイテムの特徴です。まあ個人的にはロボモードのクオリティにはそこまで期待していなかったから、これはこれで良いかな…という感じ。
付属武器はありませんが5mmジョイントに対応した穴が開いてるので、画像の様に別売の「覚醒チェンジウェポン」を装備可能。
「チーター」と「チェーンクロー」を装備した近接戦闘タイプ。肩関節は前方にはあまり動かないけど、後方によく回るという特徴的な構造となっています。
「ライノックス」「アローストライプ」を装備した遠距離攻撃タイプ。
覚醒チェンジウェポンを装備して、君もどんどん覚醒しよう!!(前も使ったネタ)
あくまで非公式ですが、マスクモードで腕部分のジョイントを外し、拳に武器を装備可能。
これにより史上初!(たぶん)武器でデコれるゴリラマスクが完成します!!
いちおうこの状態でも実際に被れますが(ちゃんと試した)、武器がすぐ外れるのでやめた方がいいです。
ドリル鬼ゴリラマスク。なんのオモチャを使ったかわかるかな?
様々な武器でゴリラマスクをデコレーション!!
今年の夏はdecoったゴリラマスクで
街に繰り出しちゃおう!!
(※一応書いとくけど覆面で外を歩いちゃダメだよ)
…と冗談はさておいて、画像は「シルバーテメノスソード」をゴリラに持たせてみました。
大型ロボットには長剣が似合う…気がする。
パッケージ側面&裏面。ゴリラマスクで楽しそうに遊ぶキッズが印象的。ちなみにパッケージに「ロールプレイマスク」の表記は無さそうです。
今回のゴリラマスク。ロボット玩具としては正直だいぶ大味なのですが、マスクという内側が繰りぬかれたモチーフからロボに変形するのは、ちょっと他にない感覚で遊んでて面白いです。
また、こうしたバラエティ豊かなアイテムが作られる事そのものが「実写映画シーズンならではの、お祭り感溢れる空気」を感じさせてくれるのも楽しいです。
こういった時期に実験的なアイテム(他には例えばリベンジ期の「グラビティボッツ」等)が色々出るのも、トランスフォーマーが持つ多様性と可能性を広げてくれる様な気がしますね~。
オマケ。TFのなりきりマスク繋がりで、実写一作目の2007年に出た「オプティマスプライム・ボイスチェンジャー」と。
ボイスチェンジャーは後頭部まで覆う仕様に音声変化ギミックと、やたら豪華なアイテムだった印象です。画像のは結構ホコリ被ってる…
オマケその2。ゴリラのなりきりマスク繋がりで「動物戦隊ジュウオウジャー(2016)/本能覚醒マスク」と。
「本能覚醒マスク」はジュウオウイーグルからジュウオウゴリラへの簡易変形機能が付いており、ある意味「変形するゴリラマスク」つながりと言えます(←強引)
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